会長ご挨拶

人見滋樹(京都大学名誉教授)

会長写真

会長 人見滋樹

1961年3月 京都大学医学部卒業

職歴

1984年4月 京都大学胸部疾患研究所胸部外科教授
1995年4月 京都大学胸部疾患研究所所長
1998年4月 京都大学大学院医学研究科呼吸器外科教授
1999年1月 京都大学名誉教授
2000年4月 高槻赤十字病院院長
2007年3月 同上退職

学会会長歴

第1回日本気管支学会1978年、第9回日本気管支学会1986年、第8回日本気胸研究会総会1988年、第6回世界気管支学会京都大会1998年、第9回日本胸腺研究会1990年、第11回日本呼吸器外科学会1994年、第83回国際胸部医学会1995年、第49回日本胸部外科学会1996年、第90回アメリカ胸部疾患学会日本部会1999年、第1回緩和ケアフォーラム世話人2001年、第42回日本赤十字社医学会総会2006年、第1回〜第52回三島地区緩和ケア研究会2001〜2012年

学会役職

日本胸部外科学会名誉会長、日本呼吸器外科学会名誉会員、日本肺がん学会名誉会員、日本呼吸器学会名誉会員、日本呼吸器内視鏡学会名誉会員、日本外科学会特別会員、日本結核病学会功労会員、世界気管支学会特別会員、アメリカ臨床腫瘍学会名誉会員、アメリカ胸部疾患学会ガバナー、日本気胸嚢胞性疾患学会名誉会員、大阪薬科大学理事、日本・多国間臨床試験機構倫理委員会委員長、アメリカ臨床癌学会名誉会員、アメリカ呼吸器学会名誉会員、世界気管支学会名誉会員

主な業績:京都大学時代には肺癌を中心とする呼吸器外科、および脳死肺移植の研究を行い、脳死臓器移植立法成立に貢献した。京都大学退職以後は緩和医療に力を入れている。高槻赤十字病院に緩和ケア病棟を設立し、第一回癒しと安らぎの環境賞(ホスピスの部)の最優秀賞を受賞した。

 

会長の挨拶

私達の日本カトリック医師会は、カトリックの信仰宣言をしている者の団体です。信仰宣言をするということは行動に責任が伴い、非常に重い意味があります。イエスに倣って生きることを宣言して居る者からなる団体です。

私達の目標は、「会員以外の人にも会員にも喜びを与えてくれる医師会にしよう!」というスローガンで、その実現に必要な視点4点を挙げます。

第1点は専門職とは社会が必要だから生み出されたものであって専門職側の都合で作られたものではない、カトリック医師会も医師の集団として、この使命を肝に銘じて外に開かれた会、社会の皆様に役に立つ会と致します。

第2点は医師の生涯も本会の活動もボランティア活動であるということで、哲学者・故・澤潟久敬氏の「医師は生活のために医師になるのではなく、他人を助ける為になるのです」の教えに従い、生き甲斐を持って医師生活、医師会活動を送ります。

第3点として、ボランティア活動の大切なキーワードの一つが“地域性”であることに鑑み、自分の周囲の小教区の信徒、司祭、修道者の為に専門職を通してお役に立ちます。そこから輪が広がって行きます。小教区、教区、日本、世界へと広がって行きます。

第4点は連帯性を強化しようと言うことです。活動の永続性、達成感、発展性を得るには連帯が不可欠です。お互いの信頼感により結ばれた絆が大切です。

以上の4点を実現することにより、日本カトリック医師会は周囲の人々に喜んで戴け、会員自身も生き甲斐を覚え、喜びを与えられるのです。その根源にはイエスに倣い、他人をわが身の如く愛すると言う信念があるのです。