会長挨拶
日本カトリック医師会 会長挨拶
後藤 正道
日本カトリック医師会は1942年の創立以来、本年2026年で84年になります。キリスト教精神に則り、キリストが行ったように、いのちを大切にし、最も弱い人々の立場にたった医療を行うことをめざしています。
活動としては、2年毎の総会、年1回の評議員会、年2回の理事会があり、アジアカトリック医師会や世界カトリック医師会への参加、海外医療、医療関連学生セミナーの主催などがあります。学生セミナーは学生が主体ですが一般会員も参加でき、私もほぼ毎回参加して信仰の活力を得ています。アジアカトリック医師会は次回2028年にフィリピンで行われますが、日本でも3回行われており、2016年には京都で行われました。
2026年春の理事会・評議員会で、私が和田惠美子先生の後任として会長をさせていただくことになりました。まだまだ経験不足ではありますが、どうかよろしくお願いいたします。
前教皇フランシスコの掲げられた「すべてのいのちを守るため (Protect All Life)」は、胎児をはじめとする弱いいのちや小さくされたものを大切にすることだと思います。一方で近頃は自国第一主義や相互不信・分断が深まる世界ですが、「うばい合えば足らぬ、わけ合えばあまる」の心で、互いを大切にする世界を築いて行きたいものです。そのためには、一人ひとりがお互いを知り合い、大切にすることが基本になります。対面での対話がとても大切で基本ではありますが、全国に散らばっている仲間たちの交流の場として、オンラインでの小さな集まりを重ねることも有用だと思います。これからの2年間、さまざまなオンライン・ミーティングを企画していきたいと考えていますので、皆様の積極的なご参加をお願いします。
2026年5月15日
後藤 正道


